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* 花音’s short story *
第9章 *美羽 × 恒 ~ 2人の甘い休日♡ ~
「そろそろあがろっか。じゃないとこのまま美羽さんのこと抱くよ?」


彼女の瞳の奧には、微かに情欲が感じられる。



………そういう目で見られると、ますます煽られるんですけど。



「………出る」

「うん」



身体を拭いて、部屋着を着てリビングに戻った。

「美羽さん。貸して。やってあげる」

「ありがと」


………綺麗な髪。サラサラとドライヤーの風になびく髪。



彼女は下を向いていて、白いうなじが見える。


ちゅ。

「ひゃ………」



うなじに思わずキスをすると、驚いた美羽さんが振り向いた。
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