この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
一族の恥
第1章 お母さんへ
裕太はぼくを居酒屋に連れ込んでな、酒奢ってくれた。
なんでも食うてええぞ言うから、メニューの端から端まで頼んだった。
5リットルは飲んだな、最後、初対面やのに頭どつかれたわ。
裕太は里奈子の話はせんなんだ。
代わりに、受け持ちのクラスの話とか、顧問の話とか、そんなんされた。
来る前、保護者に電話で1時間怒鳴られーので説教された言うてたわ。
胃潰瘍できてるゆうて、酒は一滴も飲まんかった。
明日も朝から練習で、休みなんかない、とも言うてたな。
途中、嫁さんから電話きて、素っ気無い態度で一言二言なんか会話してた。
電話口のうしろからちっさい子供の声が聞こえた。
おもろい人やったで。
ふつうにアホなこと言うし、ふつうに下ネタも言うし、ふつうに、子供の話もするし。
なんでも食うてええぞ言うから、メニューの端から端まで頼んだった。
5リットルは飲んだな、最後、初対面やのに頭どつかれたわ。
裕太は里奈子の話はせんなんだ。
代わりに、受け持ちのクラスの話とか、顧問の話とか、そんなんされた。
来る前、保護者に電話で1時間怒鳴られーので説教された言うてたわ。
胃潰瘍できてるゆうて、酒は一滴も飲まんかった。
明日も朝から練習で、休みなんかない、とも言うてたな。
途中、嫁さんから電話きて、素っ気無い態度で一言二言なんか会話してた。
電話口のうしろからちっさい子供の声が聞こえた。
おもろい人やったで。
ふつうにアホなこと言うし、ふつうに下ネタも言うし、ふつうに、子供の話もするし。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


