この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第14章 訊問

よく見れば、彼の細い金髪も、白い肌も、濡れているのがわかる。

「兄さんも雨にふられたのかい?」

「…まぁ…そうだが」

横たわったままカルロは受け答える。


「濡れたついでに風呂に入った……だが、湯に浸かっていると…無性に眠くなった」

「その気持ちはわかるけれど、部屋で寝ないの?」

「面倒臭い…」


“ そんな所で寝ても、疲れなんてとれないと思うけど…っ ”


ミレイは自分の置かれた危機も忘れて、この理解しがたい長男に呆れるほかない。

若干ではあるが、それはスミヤも感じているらしかった。



「……どこで寝ようとそれは兄さんの自由だけど、そこ、通ってもいい?」

「またげばいいだろう」

「……ハァ」


やれやれといった感じに溜め息をつく。
これではどちらが長男かわからない。


/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ