この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第26章 迎え─ミレイの選択


ほんの少し─…寂しそうな表情で。


「…少しも反応が無いのを見るに、本当に何も知らされていないらしい」


「…あの…っ、ごめんなさい。わたし、人の名前を覚えるのが苦手で」


「いや…、君が知らなくても無理はないのだ」


人の名前を覚えるのが苦手、だなんて、咄嗟の嘘でしかないが。ミレイは申し訳無さにそう言った。

そんな彼女に男は左の掌をかかげて、謝る必要がないことを示唆する。


男がかかげた左手には…薬指に、指輪があった。



「あなたは…──」


「いきなり用件を伝えさせてもらうが」


「…は、はい」


「私は君を迎えに来たのだ。ミレイさん」


「……?」



迎えに?



「というと、警察に…でしょうか」


「──…いや、私の家に」


「……!」




/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ