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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第31章 Epilogue ── とある恋人たちの日常

「…何故 止める…っ…。短くすればいいんだろう」

「切るならもっとちゃんと…!! せっかく綺麗な髪なんですから…っ」

「……あんたの髪のほうが、綺麗だろう」

「──…!……って…//…ご、誤魔化そうとしても駄目です」

「ハァ……」


珍しい彼の誉め言葉に、一瞬グラついたものの…ミレイは譲らない。

カルロはようやく諦めて

大人しくハサミを取り上げられた。


「……ふぅ、危なかった」

冷房がきいた部屋だけれど、ミレイの額には冷や汗が──。



「──…じゃあ、あんたが切りなよ」


「ええ?」


「俺は、外の暑い空気を吸うのは一瞬たりとも…ごめんだ。…部屋から出る気は、ない。だからこの髪をなんとかしたければ……あんたが頑張りなよ」


「わたしが…?…え…嫌ですよぉ…」


ミレイは彼から取り上げたハサミを、手の中で持て余しながら…

カルロの無茶な要求に困惑するばかりだ。


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