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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第7章 障子の向こうから


何だろう…?


“ ──…女の人の声が聞こえた…気がする ”


彼女が耳をすませると、数秒の間隔をおいてまた聞こえた。


あまりいい予感はしなかった。

何故かというと、その声は話し声の類いではなくてどちらかと言えば悲鳴に近い。

家の奥から聞こえてくる。あちら側は…

まだ彼女が行ったことのない場所だった。


この広い東城家の中の

玄関と部屋…そして風呂をつなぐ長い廊下。


それとは別の廊下を、彼女は聞こえる声をたよりに進んでみた。



ペタ ペタ ペタ‥



濡れた足の裏が、床を踏んで離れる、音──



自分の足音だと知っていながらも、妙に緊張する。



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