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花咲く夜に
第3章 興味
めぐるは酔いもあって、
ゾクゾクした。

脳が蕩ける………
舌を絡ませ合う。

『………ダメ?』
貴斗がふと訊ねた。


めぐるは首を横に振る。
『ダメじゃない……。
………欲しい』


めぐるは貴斗に抱き着いた。
『………欲しい』
貴斗の耳の横で、
お互いの顔は見えないまま溢す。。


ぐい、
と貴斗はめぐるをソファーに押し倒した。


スウェットを捲り上げて、ズボンも脱がせる。

荒い手付きで。


『何、下着付けてなかったのか…』

『うん……
汗っ………かいたし』

めぐるはブラジャーを外していて、
スウェットの下はキャミソールとショーツのみだった。

貴斗は予想外の〔下着なし〕に、
興奮を煽られた。


黒いキャミソールからは、既に尖った部分が2つ膨らみ出ている。

『アンタ、
本当に狡い………
いつも意外なことばっかだ』
貴斗はキャミソールの上から先端を指で捏ねた。

『あっ!……んんっ』

声を出すと、
昭恵に気付かれてしまう。

めぐるは仰向けのまま、
左手を自分の口元へ近付けて甲で押さえて声を殺す。

貴斗は膝立ちで、
上から腕を伸ばして弄っている。

『……んっ……んん!』

キャミソールをバンザイして脱がせた。
貴斗もスウェットを脱いで、
トランクス1枚になる。

『めぐる……』
貴斗が被さり、
唇を合わせた。

チュクチュクと唾液が絡み付く。

肌が触れて、
ゾクゾクするのにあったかい………

貴斗の右手がショーツにかかる。
布の上から、
秘部をトントンと叩いた。
『んんっ……』
めぐるはピクピクと小刻みに痙攣した。

『……感度良すぎ…
じゃこれは?』

ショーツを食い込ませるようにして、
わざと上に引っ張った。

『……んん!んっ』
めぐるは身を捩る。

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