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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第12章 みほこお姉ちゃんと王子様
昔々あるところに、心優しき王子様がいました。
王子様は他の王子様達よりみすぼらしく、あまり目立ちませんでしたが、とても勤勉で何より努力家の心が綺麗な青年でした。

しかし無理が祟ってとうとう病に倒れてしまった王子様。
もっと強くなろうと心の旅に出掛けます。

ある日、悪者達にいたずらされているお姫様と出会いました。
王子様が悪者達をやっつけると、お姫様は王子様に一目惚れしてしまいました。

しかしそこにやって来たのはお姫様の継母。
お妃様です。

「よく、姫を助けて下さいました。是非、何かお礼をさせて下さいな」

綺麗で聡明で凜としたお妃様。
血の繋がらないお姫様にも毎日優しくしてくれました。
王子様は一瞬で心が奪われてしまいます。

「なんて美しい方なんだ。私はあなたが欲しいです!」

「ああ、いけません。いけません……!私には一度心に決めた王様という大事な殿方が……ああ、ああっ!」

王子様の心の強さに惹かれたお妃様。
またとない出逢いに、とうとう王子様とお城を抜け出す覚悟をします。

しかしそのことを知った王様はカンカンです。

お妃様を牢屋に閉じ込め、王子様を何度も殴り付けました。

「なんてひどい人間達がいたものだ!私はもう人を信じたり愛したりなどしないぞ!」

その時でした。
王子様を庇ったお姫様に王様が振るった純白の食器が当たってしまったのは。
それきりお姫様は深い眠りについてしまいました。

王様はそれでますます心を閉ざし、眠ったままのお姫様を置きざりに、お城に帰らなくなりました。

やがてお妃様も追放。
王子様は行方知れずになりました。


そして夢の中でお姫様は後悔しました。


「こんなことになるのなら、お父様に二人のヒミツを話さなければよかった」


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