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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
「でも、朋香ちゃんだって、エッチな気分になってるんでしょ。さっきから、俺だってそんなことくらい気づいてるよ」

「そ、そんなこと……ありません!」

 だが、口ではそう言いながらも、甘い痺れがまたしても唐突に花裂を襲い、朋香に「ああん」と声をあげさせた。

 三浦は落ち着いた声のまま、言う。

「ほら、今だって。明らかに感じてるじゃん。もうバレバレなんだから、いい加減に認めなって」

「ち、違う……!」

 朋香は頭を左右に大きく振った。

 三浦は堂々とした態度で話し続ける。

「どんなに否定しようが、事実だからね。で、俺も同じなんだ。さっきから、すげーエッチな気分で、じっとしてられない状態で。だから、お互い、すっきりした方がいいじゃん。幸い、あと数分くらいは、誰もここに来ないわけだし。こんな状態じゃ、撮影なんて出来ないでしょ。そうなると、たくさんの人に迷惑がかかるし、俺たちも給料をもらえないよ。だから、エッチして、すっきりしよう」

「だ、だから、ダメですって……! そんな……嫌!」

 身体をそっと、三浦から遠ざけつつ、あくまでも拒絶し続ける朋香。

 抑えきれぬ情欲に襲われているのは三浦の言うとおりだったのだが、それでも会ったばかりの男性と性交するなんてことは当然ながら願い下げだった。

 ましてや、処女の朋香にとっては、なおさらだ。




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