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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……
 その声を聞き、徹が後ろを振り返って桜子に尋ねる。

「どうした?」

「ドアが開かないの」

 依然として、ドアノブを左右に必死で回しながら桜子が言った。

「何だそれ。ちょっと俺にやらせろって」

 そう言うと、徹は立ち上がり、桜子のもとへ歩いてくる。



 そして、桜子に代わってドアノブに手をかけ、回しながら言った。




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