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怪しい薬の研究所
第5章 大爆発、そして……
 莉央菜は慌てて答えた。

「5人よ!」

 本当は7人だったのだが、バレないだろうと思い、サバを読む莉央菜。

「ほら、それだけ経験してらっしゃるんでしたら、その人数が8人増えて13人になるくらい、どうってことないじゃないですか!」

 莉央菜にとっては大問題だった。

 これまでの7人は全員、莉央菜が「この人なら、抱かれてもいい」と判断してから、誘いをかけて交わっていたのだ。

 宮元も、例に漏れず、同じパターンだった。

 宮元に対しては確かに、「もし正解なら」という条件は出していたものの、「宮元になら抱かれても構わない」と思ったからこそ、莉央菜も言い出したのだ。




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