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怪しい薬の研究所
第5章 大爆発、そして……
 莉央菜が大声をあげると、花筒が絶頂の収縮を始めた。

「ああああああああっ! イっくうううぅぅぅ!!」

 既に限界間近だった宮元もまた、こみ上げる感覚に抗わず、クライマックスに突入する。

 重力も相まって、隙間なくぴったりと重なり合ったシンボルと花筒が同時に同時に果てた。

 シンボルが樹液を間欠泉のように吹き上げ、莉央菜の胎内を満たしていく。



 そうしている間にも、宮元は動きを止めず、自身の研究室のドアを素早く開けると、室内へと飛び込んだ。

 びゅくびゅくと、愛する莉央菜の中へ樹液を流し込みながら、宮元は即座に鍵も閉める。

 絶頂の瞬間から、宮元の動きが若干鈍くなっていたため、佐藤は目と鼻の先まで迫っており、ドアが閉まった直後にそのドアノブを掴まれるほどに接近していたものの、宮元が鍵を閉める動作の方が僅かに早かった。

 そのため、佐藤が必死でドアノブをガチャガチャ回すも、空回りするばかりで、ドアは開かない。



 宮元の研究室にて、二人っきりになった莉央菜と宮元は、目くるめくクライマックスに酔いしれた。

 花筒にシンボルをしっかりはめ込まれ、ドクドクと樹液を流し込まれている莉央菜が、うっとりしながら叫ぶ。

「あぁん……友矢君の熱い精液が、ドクドクって出てる! ずっと欲しかったの! 気持ちいいっ! もっと出してぇっ!」

 必死でしがみつく莉央菜を両手で支えながら、宮元も気持ち良さそうに身体を揺らしていた。

 苦笑も交えて、宮元が呟く。

「確かに、この気持ちよさは格別だな! 俺がたっぷり出してやる! それにしても、間一髪のところだったな」

「あはぁっ! もっとぉっ!」

 愛しい恋人の胎内へ、たっぷりと子種を注ぎ込んでいく宮元。

 二人はしばし状況も忘れた様子で、至福のひとときを味わっていた。




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