この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いろごとプリズム
第8章 嵐の昼休み

「……高岡」
「は、はいっ……」
小暮が近付いてきて、何を言われるのか、軽蔑されたか……と緊張する。
「大丈夫か?あの一年に、なんか無理矢理……、」
「あ、ああっ……!うん、そうだね、そのー……、大丈夫だよ、そういう子じゃないんだ」
心配そうな様子の小暮に、ひとまずホッとする。
「……そうか。なんかいろいろある時みたいだな……。こんな時に告白した俺、間が悪かったかな」
「いやっ、そんなこと、ないよっ……!優奈には小暮くんがいいよってずっと推されてるし、小暮くんみたいに真面目で誠実に思ってもらえるの嬉しいし、」
「いや……俺、そんなに綺麗じゃない……」
「え……?」
「あの一年の言った通りだよ。俺、頭の中で何度……、高岡を……、」

――キーンコーンカーンコーン……。昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
「……っ、ごめん」
そう言って走り去っていった小暮が、気になって仕方がないサーヤだった。

/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ