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遅咲きのタンポポ
第13章 2年越しの想い
祥悟くんの手が、ブラのホックを外し、不意に感じる開放感。

耳元と首筋を滑っていた舌先が、胸まで降りてきた。

「あッ⁉︎」

すでにピンと勃ちあがった先端を口に含まれ、舌先で転がされた。

「かわいい」

太腿に生地越しに当たる、祥悟くんの硬さを感じて、ピクリと腰が引けた。

愛される妄想は何度もしたけれど。
どうしてもその部分だけは想像できなかった。

でも、祥悟くんの身体だから。

きっとキレイで、愛しいに違いない。

「祥悟くん…あんまり、焦らされたら、下着…汚れちゃう…から」

「じゃ、下も脱がすよ」

つっと親指がショーツにかかり、ずらされる。

そのまま、指でくちゅっと触られる。

「スゴい。感じやすいんだね」

そんなこと言わないで。
イヤイヤとかぶりを振る。

「恥ずかしい?俺はこんなに嬉しいのに。」

そう言って、ぐっと腰を押し付けられた。


祥悟くんは腕を伸ばして枕元から何かを取り、
膝立ちになってボクサーパンツを脱いだ。
開放されてピョン、と跳ね上がったソレを、直視しないほうがいいような気がして、思わず目を閉じる。

恐る恐る薄目を開けると、祥悟くんが、ゴムをつけ終えたところだった。

「ね、嬉しそうでしょ?」

悪戯っぽくゴムを被せたソレを私に見せて、再び祥悟くんの身体が重なってきた。
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