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シナモンロールの香りから‥
第1章 スミレとの出会い
この街に来て仕事も慣れ
昨夜の疲れが少し抜けた体を起こし
薄暗い部屋の中で煙草に火を点ける。
まだ 眠い。
だけどせっかくの休みだし
今日はモーニングでも食べに行こう 。
とは思いながら毛布に包まると
眠気が襲う。
時間は過ぎて行くだけ
立ち上がり思いっきり背伸びする。
モーニング食べるだけだし、まぁいっかと
薄手のセーターに袖を通しジーンズに脚を入れる。
「うわ、冷たい!」
思わず声が出る。
一気に眠気も覚める休日の朝。