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第23章 第3部-零ZERO-

街から外れた所に、古い道場がある・・・
そこに1人の老人と1人の少女が稽古に励んでいた・・・

老人の名は木村修幻・・・

『麗奈よ、この期間で、この上達ぶり・・・ワシはお前が正直恐ろしい・・・』

正座で向かい合う修幻とRENA・・・

『ワシはお前から一瞬じゃが修羅を感じるときがある・・・』

『・・・修羅？』

『うむ、絶対にそれを人前に出したらいかん・・・』

『・・・出したらどうなるのですか？』

修幻は腕を組みながら・・・

『相手は死ぬ・・・お前は明日、中学生になる・・・ワシが教えた技は絶対に使ってはならん・・・』

RENAは修幻にゆっくり頭を下げた・・・