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第15章 謎の変死体

鑑識の沢田も部下と共に遺体を調べている・・・

『おいっ山西・・・この6体の遺体・・・みんな両足首に何かで縛られてた跡がある・・・』

山西も遺体の前にしゃがみ込み足首をジッと見つめる・・・

『おぉ・・・本当だ・・・吊された感じか？』

『あぁその可能性は高いな・・・』

山西はゆっくり立ち上がり、野次馬達を見渡すと・・・
そこには、黒いｼﾞｬｰｼﾞ姿でﾌｰﾄﾞを被り、上着の両ﾎﾟｹｯﾄに手を入れ、遺体をジッと見つめる少女・・・

すると山西と目があった瞬間その場から離れた・・・
山西は彼女を追う・・・

現場から離れ、人気の少ない場所で・・・

『おいっRENA！』

RENAは足を止めゆっくり山西の方を向いた・・・

『久しぶりだねっ・・・山西さん！ﾌﾌｯ』