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人妻淫ら調教
第15章 絡み合う心
 三木田の変わりように、ニヤリとしながら、


「三木田、あのなあ、今から二十年から十五年位前に、大阪辺りで婦女暴行監禁をやってたグループを調べて欲しいんや。」


「えっ、それって、大きなグループですか?新聞ネタになってるくらいの?」


 三木田の声のトーンが、ヤバイものをつかまされた感じに変わり、なんとか逃げる理由を探す風に変わった。


「ニュースネタやろな。たぶん、大阪一帯やろ。なんや、お前も絡んでたんか?違うやろ?俺とお前の知り合いでもカンマン(かまわない)から、調べてくれや。後の始末は、俺がするわ。」


「あの、後の始末って、まさか、あの殺すとか、ですか?」


 最後は暗いトーンに変わっていたが、


「うん、それもあるな。まあ、お前より、俺の知り合いが絡んでそうやからな。始末は任せや。お前もなんかあったら、始末してやるで。」


 五郎が始末すると聞いて、安心したのか、


「わかりました、先輩。ホンで、今日はこっちへいらっしゃるんですか?それと、昨日の娘も一緒に?」


「あぁ、一緒やで、もうちょっとしたら昼御飯食べて行くわ。なんなら、お前の新しい奴隷も見たいがな。無理ならええがな。」


 新しい奴隷と五郎に図星を指されながら、三木田の中に玲奈を犯しながら、新しい奴隷にそれを見させながら、五郎にその娘を預ける妄想を膨らませながら、


「あっ、あの、恵美には内緒で、、お願いできますか?」


「ん?恵美ちゃんに内緒か?てことは、恵美ちゃんはまだ調教してないんや。ふーん?オモロイな。」


 五郎の声に不安の色を感じながら、三木田は正直に、


「はい、まだ、出来て無いんです。どないしたら、エエんか悩んでますんや。けど、今度の娘は可愛いでっせぇ。ホンマ、俺、恵美ちゃんより、靖子の方がエエかも!」


「靖子って、お前、滑田さんに手ぇだしたんか?うわっ、知らんで、恵美ちゃんに言うてないんやろ?まあ、ええわ。取り合えず調べといてくれや。二時までには行くわ。」


「は、はい、調べときます。あの、靖子、呼んでもいいですか?」


「ああ、カンマン(かまへん)で。ついでに恵美ちゃん呼んだら?ほな、な。」


 携帯の向こうで三木田の騒ぐ声が聞こえたが、無視をしてきった。


「電話、誰?ねっ、誰?」


 玲奈の言葉が五郎を現実に引き戻した。
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