パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 禁断の目醒め

やけくそ気味なのか海晴の揉み方は快楽ではなく痛みを与えるかのように激しい。
まるで自分の乳房に痛みが走る錯覚を覚えた。

だが先輩は心地いい猫のように喉を鳴らす。

『理依さん痛くないのっ……!?』

痛がるどころか彼女はもっとして欲しいかのように身体を開いていく。
更に海晴のチャックを下ろし、その中へ指を潜らせた。

「あっ……理依さんっ……」

自ら求めるようなことをしない妻に慣れていた海晴は、その積極性に驚いたようだった。

「大きい……」

理依は親友の前であることなど気にした様子もなく、妖艶に微笑む。
目の前が真っ暗になるような絶望感が志歩を包んだ。

『嫌っ……海晴のおちんちんを触らないで、先輩っ……』

心の中で泣いて懇願する。

そういうことを言うのは禁じられていた。しかし彼女が叫ばなかったのはルールを守るというより、恐怖と困惑と切なさで喉に力が入らないだけだった。