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他人の妻、親友の夫
第8章 視欲の目醒め
腕をとられ、間接を極められて床に突っ伏させられる。

「離せッ!! この野郎ッ!!」

これまでの恨みを晴らすはおろか、屈辱的な格好で抑えつけられ、秋彦は怒りに震えた。

「まあ、そんなに熱くなんなや」

圧倒的な力の差を見せつけ、男は満足そうに笑う。
これまでうさが溜まっていたのは男の方も同じだと言わんばかりだった。

「お前なんて警察に言って追い出してやるッ!!」
「警察に? そりゃ凄い。何て言うんだ? ママが毎晩ベッドで泣かされてますって言うのか?」

下品な笑い声が精神に障る。
しかしこの男の言う通りだと言うことも分かった。
力では勝てない。警察に言ったところで、こいつはなにも犯罪を犯してない。この男が言う通り、笑われるだけだった。

「ママのセックスするとこ視てオナりたいんだろ?」

耳許で囁かれた。
これ以上ない屈辱だった。

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