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くちづけを待ってる
第1章 読み切り短編
 
 
 
 
渇いたホテルのお部屋。

わたしと彼のふたりきり。

ベッドサイドに腰掛けるわたし。

わたしの前に立つ彼。

何も言わずに、おずぼんの、ジッパーを下ろす。

彼の長い指が、グレイのボクサーショーツをむき出しにする。

そのショーツは、中にあるもののふくらみをうつして、盛り上がっている。



あぁ。


彼の指が、ボクサーショーツのスリットから、するりと、まるで手品のように巧みに、彼自身をとりだす。

太く、反りかえって、力強く勃起している。

深い肌色の茎の先に、ピンク色にきらめく亀頭が屹立している。

彼はかわらず、言葉を告げずに、それを、わたしの前に突き出す。

わたしの目を見る彼。

深い栗色の、とろけるような瞳。

言葉にしなくても、耳をすませば、彼の、その、声が聞こえる。



わたしは彼の足もとにひざまずき、彼を見上げる。

しーっていう風に、彼はお口に人差し指を立てる。

普段なら、口をつぐめ、の合図だけど。

合点のいかない目をしたわたしのお顔に、それを近づけてくる。

ふっくらとした私のほっぺに、硬く張りつめた先端を押し付ける…。


あぁ…


わたしの頭を片手でおさえて、そっとほっぺに、ぐりぐりと押し込む。

甘く、卑猥な、彼の香り。

彼のペニスの香り。

目を閉じて、無心に。

ちゅる、ちゅるりと、すこしずつ漏れてくる、彼の透明な蜜。

わたしの頬に広がり、それはローションのように、すべりを良くする。

わたしの頬から鼻へ一筆書きを続ける亀頭。

彼の、雄の、匂い。

スイッチの入る、匂い。

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