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第2章 捕獲大作戦。

計画遂行の為、尚子は慎重に行動を進めなくてはならないと、自分に言い聞かせる。

分身から手を離すと、野村君は 天井に向って ピシッっと 直立不動に礼儀正しく、起き上がっていた。


疲れて、アルコールが入ってると 立たないこともあるらしいよ。


ふと、千佳子が
それって、あなたら 夫婦の体験談じゃねーの?

と、言っていたのを 思い出した。

目の前にあるそれは、スクスクと空に向かって伸びる、筍のように、成長を遂げていた。

その逞しく育った分身に対し感慨に耽りたい衝動を抑え、尚子は 第２段階へと 計画を進める。

挿入発射行為に伴うために サイドテーブルに用意していた、ローションを手に取り 分身に塗りつけた。