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第1章 ミーティング。

次の日から、尚子(ショウコ)の脳内は、

“どのようにして 自分の 遺伝子を次世代に 移行させようか計画案“

企画、制作に悩まされていた。

妊活するにあたっての、相手。

年上、殆ど即婚。堪に、未婚。

その人物を 思い浮かべてみる。



…ブルッ


人としては、良しとしよう。
男としては、生理的に 受け付けられない。

容姿云々とかの問題ではない。
下手すると、ここが年貢の収めどきの状態になる。


と、成ると 年下。

ターゲット考案中。
暗礁状態。

その時、オフィスの戸を ノックする音。


「先生、再来週のブライダルフェアの件で、担当の方が お見えになりました」

「どうぞ、入って頂いて」



尚子は、私的考案から、公的仕事考案に スイッチを入れ換えた。