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イカせ屋稼業
第4章 そのよん
―――各自着衣して、

髪を整えた。



監督に『雑談シーンの前に纏めて一緒にシャワーしてこい』と言われたので、
2人一緒にシャワーをした。


すずがぽつりと、
『……ごめんなさい、
あたし……感じたの初めてだったの』
と打ち明けてきた。


『それって……
生まれて初めての意味?』

『うん(照)
誰としても感じなかったし濡れなかったの。
あんなの初めて………』


『そっか、
それで最初強張ったんだね』


『分かってたの?……………ありがとう。
蒼井さん』
翔汰を見上げてにっこり笑う。


(う、ヤバい……
可愛い………)
奥二重の瞳が細くなり、
あどけない素の笑顔にドキッとする。


『プロ失格だよね、
男優さんに気遣わせちゃった。
お礼に洗ってもいい?ここ』

ヒョイと肉棒を持ち、
『ありがと……』と言う翔汰に構わず丁寧に洗う。



肉棒は大人しく(?)ダランとしていたが、
硬くなってきた。

『俺の、反応しちゃってるよ(笑)』

『あはは、
ホントだね〜』


和気あいあいと浴びて、
カラダを拭いて服を着た。

雑談シーンが撮れなかったのだ、
すずがごねてしまったから…………


それが180度打って変わって、
すずは「ナンパされた女子大生」らしく恥じらいながら雑談している。
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