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イカせ屋稼業
第1章 そのいち
カメラは目を閉じて液体を乳に浴びる凜の恍惚の表情を撮る。。


凜は『はぁっ………』
と気持ち良さげだ。


そして指先で液体を掬いあげて舐めた。


ゴクリと飲み込んだのが喉の動きで分かった。。





『はーい、
おつかれさまー!』
監督の声が響いて、
スタッフにもホッとした雰囲気が流れる。






『おつかれさまでした〜!』
着衣した凜は翔汰と甲斐に挨拶して頭を下げた。


翔汰は慌てて『こちらこそお世話になりました』と一礼した。


甲斐がバンワゴンに先に向かって歩いて行くのを確認してから、
凜は翔汰の耳許に顔を寄せて『………すっごい、
ホントに何度もイっちゃった』
と囁いた。


そして『では、
失礼します』と翔汰に背を向けた。


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