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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
遡ること2時間前。


翔汰はバンワゴンで移動中だった。


『そうだ、翔汰。
次の愛名さんとの撮影だけど……
監督の意向で急遽他事務所の男優も呼ぶことになったんだ』


『え?
他の男優?
―――それって………aiji的にどうなんすか?』



『監督が言うには〔レイプものだし、
男優が2人いたほうがスリルがあるから〕って今日の撮影だけらしいけどな。
百合絵社長は「まぁたまには良いんじゃない?」
ってラフだよ。
aijiとしての活動にゃ全く無関係だな』



『そうなんすか……』


(他の男優と……
初体験だなぁ)



ドキドキしながら現場に入った。



愛名まゆりが頭を下げて『よろしくお願いしますねっ』とニコニコ笑っている。

『蒼井です。こちらこそ、よろしくお願いしますね』ユリカみたいな女優もいるが、

愛名まゆりは問題は無さそうでホッとする。



スッと影が目の前に現れた。

『君が蒼井翔汰くん?
よろしく』


白いスーツ姿でガタイのいい男が右手をこちらに出している。

『あ、蒼井です。よろしくお願いします』
反射的に挨拶した。

男は色黒でガテン系だった。
翔汰よりも背が高い。


白目が多い、横長の大きな瞳。
鼻が高い。鼻の穴が胡座をかいている。口も大きく、派手な顔立ち。

髪はツーブロックで銀髪だ。
両耳に輪っかのピアスが2つずつ。


指にもゴツめリングが嵌まっている。


プロレスラーのように肩幅が広く、
スーツの上からも胸筋の盛り上がりが分かる。
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