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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
蝋が、
サラリーマンの太ももに1滴ポトリと落ちた。


『ひああああ!!
………あっ…………』

熱いのだろう。


サラリーマンは苦行に耐えるように歯を食い縛る。


『そのくせ、
さっき以上に立ってるよね?』


包帯男は屹立した肉棒を左手でツンとつつく。

『あっ……』

サラリーマン――翔汰の可愛い顔が、
苦悶に歪む。


赤い色をした蝋。


肩にも1滴落とす。


『あああっ!!』
サラリーマンの喉が仰け反った。


『―――好きなんだ?
こういうの(笑)
じゃあ、咥えたままで落としてあげるよ』
包帯男は腰を前に突き出して再びサラリーマンの口に肉棒を詰め込んだ。
『ふぐ!……ぐ……』


『はあ……そう、
咥えて舐めて………
行くよ?』
背中に向かって、
上から蝋を落とした。

『んんんー!!
んーーー』

サラリーマンの眉間はシワが寄って、
肩や腰がぷるぷる震えている。

『んん!!んん!んー』

『はっ、はあっ……
何?』包帯男は腰を前後させながら問う。


サラリーマンは『んん!んー……』と全身を震わせながら、
肉棒から白濁液を放出した。



『はっ………
すごいね?
触れてないのに出ちゃうんだ』

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