この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
『出演を悔やんで自分から……って可能性はないっすかね』
翔汰は腕を組んだ。
『自殺か?
それも考えたんだが。
それなら警察が気付くだろうしな。
そうなると当然事務所に一報が入るし……』
『何て子?』
拓矢が欠伸をかみころして訊く。
『かのうゆえ、って芸名だよ。童顔でGカップ。〔これは逸材だわ!〕って社長が直々に付けたのに、残念だな……』
甲斐は独り言のように呟いた。
そして『さ、
お前たちはイージーさんが撮ってくれるからな!
予定が遅れて済まないが、昨日同様頑張ってくれ』
「『はーい』」
ふたりは元気よく口を揃えた。
翔汰は腕を組んだ。
『自殺か?
それも考えたんだが。
それなら警察が気付くだろうしな。
そうなると当然事務所に一報が入るし……』
『何て子?』
拓矢が欠伸をかみころして訊く。
『かのうゆえ、って芸名だよ。童顔でGカップ。〔これは逸材だわ!〕って社長が直々に付けたのに、残念だな……』
甲斐は独り言のように呟いた。
そして『さ、
お前たちはイージーさんが撮ってくれるからな!
予定が遅れて済まないが、昨日同様頑張ってくれ』
「『はーい』」
ふたりは元気よく口を揃えた。