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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第31章 第十二話 【花見月の別れ】 其の弐
 お美杷についても、おきわがどのように思っているのかは判らない。それでも良いと、お彩は考えている。
 お彩がしたことを思えば、おきわに許して貰おうとか受け入れて貰おうと考えるのは虫が良いというものだろう。ましてや、お美杷は、伊勢次の本当の子ではない。おきわがお美杷を孫だと認めないというのであれば、それはそれで致し方のないことと割り切っていた。
 三人での生活は淡々と過ぎていった。
 おきわの病状は良くなる風もなかったが、かといって、悪化することもなく、小康状態を得ていた。お彩が江戸に戻ってから、ひと月が過ぎようとしていた。
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