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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第36章 第十四話 【雪待ち月の祈り】 其の弐
【其の弐】

 それから数日が過ぎた。
 喜六郎との約束どおりに安五郎が再び「花がすみ」の暖簾をくぐった。どうやら、安五郎は喜六郎も顔向けの律儀者らしい。
 その日、店は朝からひっきりなしに客の出入りが続いていた。花見の時分以外には、滅多とないことである。すぐ近くに花見の名所として知られる随明寺があるので、これが花見の時季なら別段珍しい現象ではないのだが。
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