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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第5章 第二話・其の弐
 お彩を信じているなら、何故、わざわざ夜分こんな場所にお彩を呼びつけたのか。
 お彩を疑っているからこそ、事情を問い質そうとしているのではないか。
 重たい沈黙が三人を包んだ。その時、小巻がその静寂を破った。
「だって、この店にはおとっつぁんと私、それにあなたしかいないのよ? この中でお金に手を付けるような人間として考えられるのは、あなたしかいないじゃない」
「お前は黙ってろ!」
 たまりかねたように喜六郎が言った。
「俺とお彩ちゃんが話してる最中なんだ。お前は余計な口出しは止めてくれ、小巻」
 娘には滅法甘い喜六郎だが、今回ばかりは流石にいつもどおりというわけにはゆかないようだ。
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