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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第2章 第一話-其の弐-
口走ってしまってから、お彩はしまったと思った。何ということを言ってしまったのだろう。咄嗟に後悔した。だが、次の瞬間、お彩は更に深い打撃を受けた。
 父はお彩の言葉に何も気付いてはいない様子だったのだ。真面目で堅物な父は、まさか実の娘が父親である自分に恋い焦がれているなぞとは想像もできないのだろう。自分が精一杯の、ぎりぎりに追いつめられて発した言葉さえ、父には届かない。何の意味もなさない。お彩はたまらず、父の前を何も言わず素通りしようとした。これ以上、父の顔を見ていられなかった。
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