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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第18章 第七話 【雪花】 其の参 
 陽太とのゆく末に期待を抱いてはいけないと思いながらも、こんなに優しくされると、つい期待してしまいそうになる。ずっと一緒にいたい、と、口走りそうになる。
 それでもなお、陽太が物問いたげに見つめているので、お彩は微笑んだ。
「幸せだなと思って。あなたとこうして一緒にいられることが嬉しいの」
 刹那、陽太の形の良い眼(まなこ)が大きく見開かれた。
 陽太は溢れてくる想いに耐えかねるように、お彩を強く抱きしめた。
 二人は再び焔のようなひとときへと身を投じた。もう幾度目なるか判らぬ嵐が二人を今また呑み込もうとしていた。
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