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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第3章 第一話-其の参-
 お彩は黙って微笑む。それがまた意味深に思えて、お彩にひそかに想いを寄せる伊勢次は気が気ではない。が、自分の思いつきの言葉が伊勢次を混乱させていることなぞ、全く意識してはおらぬお彩であった。
 だが、恋煩いというのは満更嘘というわけではない。名前さえ知らぬあの男が今、お彩の心の奥底にどっかりと居座ってしまっている。
 季節は秋から本格的な冬にうつろおうとしている。江戸の片隅にある一膳飯屋「花がすみ」に明るいお彩の笑い声が響いた。
                  (第一話 心花~こころばな~ おわり  )


 

 ☆明日から第2話へ続きます☆

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