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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第26章 第十一話 【螢ヶ原】  其の弐 
 まるでお彩の心を見透かすかのような言葉に、お彩はうつむいた。
 伊勢次は、昔からこうなのだ。丸顔は、到底二十五になるようには見えないが、見かけによらず勘の鋭い男だ。そして、人の心の機微を推し量ることもできる男でもある。
 今のお彩にとって、伊勢次の言葉はありがたかった。
「身体、大切にしろよ。居候してるからなんて妙な気がねなんかせずに、大きな顔をしてれば良いんだ」
「ありがとうございます」
 お彩の胸に熱いものが込み上げた。
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