この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第22章 エピローグ

あれから4ヶ月近くの月日がたった。

今日はクリスマスイブ。

私は今、ドキドキが止まらない。

あの人にちゃんと会えるだろうか…。

私は少し早くに席を立ってドアの前で、あの人に会えるように祈る。

新幹線のアナウンスが、目的地に着く事を教えてくれる。

このドアが開くのが待ちどおしい。

SUNのドアを開ける時と同じような気持ち。

そう今、私の前のドアは、あの日のドアと同じように、私とあの人を繋ぐ。


プシュー。

ドアが開くと、あの人が両手を広げて優しい笑顔で待っていた。

「海音!会いたかった!」

私は海音の胸に飛び込んだ。

「渚、いらっしゃい!」

そう言って海音が私を抱き締める。

久しぶりの海音の温もりを感じて嬉しくなる。

「海音、大好き!」

「渚、俺もやで。」

そう言った海音が耳元で優しく囁いた。



「今夜は寝かさないから、覚悟してやっ。4ヶ月分の愛をあげるから。」



海音は、4ヶ月たっても、激甘彼氏でした。

でも、そんな海音が私は大好きだから!

だから、ね!ずっとずっとそばにいてね。

これからも、ずっと愛してる!




あの日ドアを開けて貴方を見てから始まった恋。

そうすべては、あのドアから始まった。

これからもドアの向こうで、微笑む貴方に私は会いに来るから…。



聖なる夜に愛を込めて…。

☆fin☆
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ