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貴方にジャンキー
第11章 独占欲
パンパンパンパンッ・・とスピードが上がる。


出るッ・・・!!

外に出そうと腰を上げようとしたら、理子が足で俺を掴んだ・・!!


「りっ!理子ッ!!駄目だってっ!!!」

「んっあぁっ!そのままっ!!大丈夫だから・・!!はぁんっ!!」


ダメだっ!!!


「いっちゃぅぅ・・・!!!んあぁぁぁっ!!」


俺は理子とほぼ同時に、理子の中で果てた・・・。



呼吸を整え・・・ハッと我に返る・・



「ごっ!!ごめんっ・・!!ってか、お前ッ!」


「ふふ♪大丈夫よ。私、子宮の中に避妊具入ってるから・・」



淋しそうに笑う理子が気になったけど、安堵感が先にきた自分にビックリだった。



後処理を済ますと

「あーー・・・今日は疲れたッ!」

と言って、理子は裸のまま 毛布に包まって横になってしまった。




「なぁ・・1年前、何があったんだ?」



返事がない。



「理子???」




呑気な顔して、スヤスヤと寝てやがる。
はぁぁぁ・・・もう。いいか。過去なんてこだわっても仕方ない。


もう、離さない。
それで良いような気がした。


「おやすみ。理子。」


俺もそのまま眠りについた。



夢の中で、理子が泣きながら謝っていた。
もう・・泣くな。お前の泣き顔は、もう見たくないんだ・・・。


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