この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
◯◯に行ってきました!(仮)
第5章 Cutting life
「失敗って…その、隆行さんは望まない子だったってこと…?」

「隆行が生まれた後で、要らないと思ったことはないけど、正直、妊娠を告げられた時は、まだ若かったし戸惑ったよ。」

それは…そうだろうな…

「安直に快楽を優先して、避妊を怠った事を後悔した。それでも、男として、彼女と子供を守らなければと気負い過ぎて…失敗した。私が、もっと大人になってからの結婚だったら、妻ともうまくやれていたのかもしれない。」

義隆さんはそう言って自嘲的に笑う。

「…今でも奥様を想う気持ちはある?」

「恋や愛ではないけどね。申し訳ない事をした、とは思うよ。でも、そう思えるようになったのも、菜摘のお陰だと思う。当時は、私は自分が被害者だと信じて疑わなかったから。」

被害者…義隆さんの過去に何があったのかしら…

「奥様と、離婚された理由って、聞いてもいい?嫌なら無理にとはいわないけど…」

義隆さんは穏やかに笑って。

「私は家族を守る為に仕事に打ち込んで….家族を顧みることがなかった。妻は、寂しかったんだと思う。隆行が小学校に上がって、時間ができて。妻は家にこもっていたくない、とパートで働きだした。」
/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ