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第5章 Cutting life

義隆さんが、私と愛し合うために、手術まで決意してくれたんだもの。私も努力しなきゃ。
義隆さんはいつまでも若いと思ってくれているけど、それは年の差を鑑みれば当然のことで、私だってアラサーなのだ。
簡単なものだと義隆さんは言っていたけど、それでもメスを入れるからには術後はきっとお風呂もセックスもお預け期間があるはずだから、再開の時には私だって義隆さんのために何かしたい。

携帯でイロイロ見ていたら、女性向けのアダルトグッズのサイトを見つけて、気になって覗いてみる。

アダルトグッズというと、所謂オトナのオモチャを想像しがちだけど、そのサイトは主に化粧品というか、ローションとか、彼を唆る香水とか、彼が触れたくなるスベスベボディにするボディスクラブとか。魅力的な身体を作るボディケアグッズ主体で、まるでネットで化粧品を選ぶようで見ていて楽しかった。

そこで、スベスベになるボディスクラブと、オーラルを楽しむためのリップグロスというのを見つけて買ってみた。