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◯◯に行ってきました!(仮)
第4章 魅惑のGirl's party
全員がお風呂に入って浴衣姿でベッドの上に陣取ったところで、カナちゃんがぐるりと私たちを見回した。

「さぁ、メインイベントと行きましょうか⁉︎」

カナちゃんの怪しい笑顔に背筋が、ゾクッとする。

「ジャンケンで、1番負けた人が喋るのよ?買った人が質問ね。聞かれたことは包み隠さず答えること!この会での話はオフレコだから、拡散は厳禁、OK?」

う、うん、と私と吉田さんが頷く。
ジャン、ケン、ポン、でカナちゃんと吉田さんがパー、私がグー…

「遙からね!理恵ちゃん、遙に聞きたいことある?」

「え〜…あ、あの、北川さんとお付き合いされた、きっかけ、とか、聞いても、いいですか?」

「お!私もそれ知りたい!遙社内恋愛なんてあり得ない!って、言ってたもんねぇ⁉︎何が決め手なの?」

「そ、それはぁ…前にカナちゃんとその話した時に、樹さんと鉢合わせた時があったでしょ?」

カナちゃんは、ん〜、と記憶を辿って、

「あ、喫煙室でごはん食べてた時?」

「そう、その話を聞かれてて、なんで社内恋愛が嫌なのかって聞かれて、バレたら恥ずかしいからって言ったら、バレないように試しで付き合ってみようって言われて…」
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