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誘惑に・・・溺れる
第1章 始まり
これは数十年前の事

まだ主人が存命していた頃の話

ナンパされ
主人がいますって言ったけど
「ご主人だけでは物足りないでしょ?」って言った

迷っていた、腕を掴まれ
近くの人通りのない場所へつれていかれ
唇を奪われた
「ん・・・・くん・・・」

男はスカートをたくしあげ
下着に手をいれ

「奥さん、聞こえますか?このいやらしい音が・・・俺いれたいんです」と女の手を男の一物を握らせ卑猥に笑った


女の下着を剥ぎ取り片足を肩にあげ男はズボンをずらした

そして穴にむけ、一気に突き立て強く腰を一振りした

「あ・・・・・・」

肌と肌が音を叩きだし

「奥さん、中々いいあえぎ声だ
それに中もしまり具合がいい、」


「あ・・・・もっと もっと強く強く」


「ダメだ、イク・・・・イク、イク・・・くくっ・・・」



男はハテた


「よかった、またな」と・・・


美和子は、ひさしぶりだったが
主人の入院で、もやもやがはれ
いらない、糸がぷちんと音をたて切れてしまった


『案外簡単に・・・黙っておけばいいか・・・・』
この日を境に男に走った


時折主人を見舞いに行くと
「最近、色気がでたな」と
近くに来いって行くと

黙って唇をまさぐられた粗っぽかった・・・
指をいれたいって下着に手をいれたけど・

「お前、濡れない、何故だ?」と・・・・

「人目があります、ここでは、退院したらゆっくりしましょ?」と言葉を濁した


その日を最後にあまり病院にはいかなくなった


誘われるまま、男を渡り歩いた


病院から「ご主人が危篤です、早く来てください」と電話があったが 急いでは駆けつけなかった



美和子は、急いだように 慌てたように息を切らせ病室に駆けつけた


「あなた・・・・・死なないで・・・お願い、私を一人にしないで・・・」て泣き真似をした



親戚の一人が女を罵った

「男を渡り歩いていると噂があった、あんたがこの子を死に追いやった、ここを出ていけ」

病室から追い出された

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