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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第3章 寂夜とハーレム
「いえ、いじめてなどいないですよ。ただ気持ちが高ぶっていまして…」
「……今は?」
「はい?」
「今はどうですか?」
「そうですね、程良くお酒も入りましたし。」

そう返事をした黒野に対して新田は黒野の前に立った。そのまま頬に触れた新田に黒野は座ったまま妖しくも誘いに輪をかけるように目を細めて言葉を発した。

「初めに言っておきます。俺からは手を出しません。"どう"しますか?」
「……ッ////」

酒の力もあってか新田は首に巻き付いた。そのままそっと離れると唇を重ねた。初めは啄むように短いキスを重ねたものの段々と深さを増していき腕を回した黒野。
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