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第24章 チョコレィト・キス

それからはいつも以上に時間をかけて愛撫を重ねる。

丁寧にキスをして…

指を絡め…

時々は焦らすようにキスをしては笑い…

指先を舐め…

腰をなぞり…

手は足先へと向かう。

そっと撫であげて…

ギリギリを攻めていく

時折漏れる愛良の声に心地よい高ぶりを感じながら黒野は愛良の太股を開かせた。

「ｱｯﾝﾝ…ゆーと…」
「…何？」
「ﾊｧﾊｧ…」
「…ﾂｰー…」

黒野の舌先はスルっと太股を焦らす…

ピチャリと舐めてはするりと指を滑らし…

チュッと小さな跡を太股に残し…

するりとその紅く色付いた跡を指で触れながらぺろりと舐める。