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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第7章 柔らかな休息~軽井沢編~
『そうでしたか…すみません。失礼します。』

そうして切れた電話。ベッドに横たわる。天井を見上げながら唇をなぞり…瞼を閉じる。耳を澄ませ鼓膜に意識を集中させる…

さっきまで抱いていた感覚が…

聞いていた吐息と漏れる鳴き声…

熱い自身のものを初めて受け入れてくれた躰…

思い出すよりも先に感覚が身を…心を…意識を支配している。

「…愛良……」

ぽつりと呟いた後、気付くと自身のものを触り、時間もなくして果てた。

ン…ク…アッ…ハァハァ…

そうして手のひら一杯に白濁とした種を処理しながらクスリと笑った。

「思い出しただけでこれとは…」

そうして眠りに付いた。
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