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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第7章 柔らかな休息~軽井沢編~
軽井沢への出発を2日後に見据えながらも準備をし出した。衣類は最小限で構わないもののそれまでの片付けや屋敷の掃除など、いろいろとやる事はたくさんあった。
この日の夜、次の日の夜共に黒野は愛良を抱くこともなく過ごした。


それからいよいよ軽井沢へ出発当日。朝早くに屋敷を後にした2人は黒野の運転で栗原家の別荘へと向かった。キャリーケース2つをトランクに積みこみ2時間半程車を走らせた。着くと車を降り愛良は伸びをした。

「んーーっ!緑ばっかり!」
「そりゃそうでしょう。軽井沢です故、東京のコンクリート群と比べましたら緑が多いですよ」
「クロ!早く早く!」
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