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第3章 反復夢

ひきこもりのコミュ障阿呆と云う名前の絶海の孤島それ故独自の進化を果たした日清どん兵衛の火薬の量を間違えた底辺の敗北者だったはずのきつねちゃんが働くと云うこと

きつねちゃんはクラスカーストの頂点に君臨していたし「ひきこもり」に陥る要素なんて他人から見れば何一つない

が、うつ病を併発していたので兆候性優位の状態にある。

そんな状態は一生続くかも知れないし、ある日、突如として回復するかも知れません。

「タイムボッカーン」それは端的に云うと自己発見の旅かも知れないし、しくじった、と思った時点での軌道修正など不可能に近い自殺行為だ。

その旅立ちを見送るや否や背後で未来の扉が決定的に閉じてしまう音を聞いた。

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お前さん漠然と働きたいって云うても学歴も資格も経験もない人間を雇ってくれるギルド(会社)なんてないよ。

この世界で生きるためにはギルド(会社)に参加してお金持ちの人の捨てたゴミの分別なりお掃除の仕事を貰ってお給金を貰わないと不可ません。