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ママと僕のエロティックな事件簿
第8章 ママと僕の誘拐劇篇  第八部 猟奇的暴行劇 …
千地岩の願望は、これまた歪んだもので、暴力的、いや猟奇的と言っても過言ではなかった。全裸に剥かれた入浴後の母と息子はその性癖を満たすため作られたであろう、寝室に監禁された。バイブやムチ、拘束具は無論、開膣器やスタンガンといった多種多様な責め道具が満載の、拷問室さながらの場所だった。三下たちに後ろ手に手錠をかけられ、連行された雅子と祐太を前に、千地岩は満足そうな笑みを浮かべた。
「明日お前たち二人を、条件のもと高見に返してやるわけだが…。その前に、私に戦いを挑むことがどれだけ愚かなことかを、女房の美人キャスターの肉体を使って存分に思い知らせてやる。高見雅子…お前をワシ流の方法で抱いてやる…。倅の前で、な」
千地岩は先ほどよりも弾圧的な言葉で、ことさら二人の夫であり、亭主である高見の名を口にした。仇敵の美人妻を穢し、その様子を息子に鑑賞させる、そんな逸脱した夜を愉しもうというのだ。雅子は覚悟していたかのように、それでいて、この悪魔に観念し、哀願する様に項垂れながら唇を震わす。
「お、お願いです…、抱いていただくのは構いませんが、せめてこの子は別のお部屋に…」
聞き入れられるわけもない願いで、そんな言葉を口にする雅子の母として女としての矜持を保とうとする憐憫な姿も、千地岩を悦ばせるだけだった。

部下たちを退室させた寝室には、素っ裸で緊縛され、その縄尻を壁の鉄柱に結び付けられ、身悶える事しか許されない祐太以外は、魔の権力者とその虜の母だけだった。雅子のセミロングの黒髪をわしづかんだ千地岩は、その肉感的な裸体の悶えを愉しむように引きずり起こした。手錠を掛けられていて、その爆乳を隠す手段もない。そしてビキニショーツも奪われ、露わとなった雅子の陰部は三下たちにより、剃毛処理を受けていた。
「フフフ、本当にむしゃぶりつきたくなるような良い女だな、お前は…。鎌倉の名家のお嬢さんらしいじゃないか。キャンギャルもやってたんだって? 財界人に気に入られてキャスター業か。そういう女を女房に出来るなんて羨ましい漢だよ、高見は」
資産家とはいえ、裏社会勢力すれすれの育ちの千地岩は、血統の良い女に目が無い様子だ。
「お前みたいな女を見ると、徹底的に仕込んでやりたくなるんだよ…」
千地岩の性的趣向が多分に入り混じった嗤い声に、雅子は震えるだけだった。
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