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先生と私
第3章 幼馴染
飽きもせずほのかは私をパーティーに誘った。

…医者…医者は…嫌だな。

雰囲気には馴染めないし、数合わせとしても余り意味がない。私を誘っても無駄な気がするが、ほのかは毎回私を誘う。

「お願い~。」

諦めて時間と日にちを聞いた。

当日は、イタリアンレストランで待ち合わせだった。知っている顔が何人か来ていて、その子たちの近況を聞けるのは楽しかった。

続々と男性陣が現れた。見た目も性格もバラエティーに富んでいた。医者でも雇いは駄目だとか、美容整形で開業している医者が金持ちなど、話が弾んた。

他の子たちが良くしゃべるので、話さなくても聞いている振りをして笑っているだけで良かった。

ほのかは、目が合うと私を指さした。

「そうそうあの子。レナはモデルやっていたけれど、看護師してるのよ。」

…また余計なことを。

男性陣の視線が一斉に私に注がれた。勤め先はどこか、何科で働いているのかと矢継ぎ早に聞かれた。

「夜勤だけのパートですけど。」

ほのかの顔が笑っているのが見えた。

「じゃあさ、●●先生って知ってる?」

ノリの良い医者が聞いた。とても真面目で患者さんにも丁寧で、看護師にも患者にも人気の先生ですよねと答えた。

「そうそう!あいつ真面目な顔してるけれど、気を付けた方が良いよ。」

まるで秘密の話をするかのようにその医者の話は大げさだった。

…気を付けたほうが良いのは、あなただと思うの。

そして少しづつ話題は逸れていき、ほっとした。
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