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ふと読み返し　また涙する
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せつないお話で朝から泣いてしまいました。

彼女を見守る彼に泣けました。

最愛の人を忘れるつらさ。最愛の人に忘れられるつらさ。

たとえ記憶の中でどれだけ二人が幸せだろうと…目の前の自分が「他人」としか思われないなら、余計に悲しいだけかもしれない。

それでも彼女を見守ることを選んだ青年の、切なさと優しさに溢れた物語でした。

…うん、ちょっぴり切なさ多めかな。

毎年、道に迷った彼女を助けながら、この記憶にすがり付いているのは彼のほうなのかもしれないですね。

どうか思い出して。僕のところに辿り着いて…と

そんな願いがこめられている気がしました。