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蒼井シリウスさんの日記

官能アンチショートショート その4
[作成日] 2019-04-24 16:58:45
初心

「美鈴君、そこに座って」
彼女は私が言わなくても正座した。
戸惑った表情で、私を見上げる。
私はその目の前に、脈打ちながら揺れる赤黒くてかった亀頭を差し出した。
美鈴君はどうするのだろう?
初心な処女が欲望に膨らんだ男のものをどう扱うのか?
さあ……見せてくれ……。
彼女はごくんと唾を呑んでから、おっかなびっくりで私の根元あたりに指を回し、握った。
彼女の細い白い指が、私の深い陰毛の中に潜り込んでいる。
唇を半開きにすると、私の目を見上げながら、そっと先を唇に当てた。
ああ……なんという眺めだ……。
戸惑いと不安に満ちた、大きな瞳。
透き通るような肌の小さな顔。
桃色の薄い唇。
それが、何人もの女の淫液が染み込んだ私のものを咥える。
清純で、男のおの字も知らない少女が、男の本体に触れ、汚れる瞬間。
躊躇いながらも、女として愛した男にしなければならないことだと理解している。
私の丸々と膨れた先が、小さな唇に吸い込まれていくのをじっと見つめた。
私は少し、制御を必要とした。
異常なコントラストに、ともすると暴発しそうだったからだ。
私に見下ろされて、この行為をやらされている事を意識しながらも、口の浅いところで、懸命に唇と舌先で亀頭をしごいていた。
幼いのに男の欲望に沿おうとする健気さ……。
私はそれを愛おしむより、なぜかそれをさらに責めたくなった。
彼女の髪を掴み、上を向かせた。
「美鈴君、舌を出しなさい」
私を愛おしく思いながらも、怖れを隠せないその表情……。
私のものを口から出すと
「はい、先生……」
と返事をし、小さく舌を出した。
最高だよ、美鈴君。
「もっと、大きく出しなさい」
指示通りに出したその舌の上に、私は張り詰めた亀頭の裏側を乗せた。
「さあ、今度は舌を使ってみるんだ……」
彼女の指が私の根元を握り直すと、彼女の舌が、ちろちろと亀頭の回りを探り出した。
小さな穴の開いた先。
くびれた部分。
裏筋や、陰毛に覆われた根元付近。
裏筋を戻り、また先を咥える。
私は耐えきれなかった。
彼女の両手で髪を掴むと、彼女の顔を固定し、その先を中に押し込んだ。
すぼめた唇が徐々に私の太さに開かれていく。
恐怖の目で、わずかに首を左右に振る彼女。
その瞬間、私の中を太い欲望の紐が走り抜けた。
彼女の目が大きく見開かれた。
しかし私は彼女の髪を離さなかった。


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